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愛情と浮気調査

探偵社・興信所・調査会社に浮気相手の調査依頼をされる方の、大半以上が相手方に、まだ愛情を持っておみえです。

度々、現場の若手調査員から、「これだけ明白な浮気の事実があるのに、なぜ浮気調査依頼をするのか分かりません」と聞かれることがあります。その度に、「愛情があるから調べるのだよ、本当に嫌いで、嫌いで、同じ部屋の空気も吸いたくない人は、有利に離婚できる材料だけ有れば良くて、後は離婚に強い弁護士さんに任せて自分は相手の事など考えもしないのだよ」と教えます。

嫌いな相手の事を調べるのにお金を使う、どう考えても理屈に合いません。確かに、小さなお子様がいて離婚後の生活が大変だから慰謝料や養育費を最大限貰う為とか。パートナーの浮気の相手を訴えて、慰謝料を取る為の材料として調査報告書が必要とか。自宅を含めて、分けるべき財産が多いので、交渉を有利に運ぶ為に調査報告書が必要とか。

依頼者様には、一人一人に違う思い入れがありますが、やはり何かの縁が会って夫婦になった方々は、当然に良い時期も有った訳で、人間は悪かった時の事は忘れやすく、良かった時の事はかなり長く覚えているものです。

相手に裏切られて、今現在、浮気調査を考えてみえる方も、自分自身は果たして相手の事をどれ程、愛しているのか、また相手方に貴方に対する愛情はどれ程、残っているのか考えてみてください。

調査会社や探偵社の宣伝では、直ぐに調べないと貴方が損をするかのような、煽るような言葉が沢山露出しています。夫や妻を調べたいと考えた貴方、事実は調査会社が調べます、しかし貴方の真の気持は貴方しか分かりません。

一度、冷静に自己分析をされてから調査依頼を考えましょう。